Sons and Daughters~それより僕が伝えたいのは
風 薫 海 航 空 翔
(かぜかおる うみわたる そらかける)
優しい音楽に乗せて美しい歌詞が揺らめいているようです。
この時代は「セーブ・ザ・チルドレン」の活動が叫ばれていた時代です。
日本が豊かな分、貧しい国が可哀想に見えていました。
ASKAさんが娘さんの名前を忍ばせたとも言われています。
本当に溺愛しているんでしょうね。
歌詞の解釈はこうです。
「世間の風に吹かれ、大海原を渡り、それでも空を翔けていかなくてはならない。そうやって楽しい事も辛い事も人生として乗り越えていかないといけないんだよ」
まさに子供に伝える厳しくも優しい親心です。
最初の方に「僕から君へと伝えたいのは、愛の強さや恋の魔法や残した夢の続きじゃなく、帽子の向こうで息を読まれてはひとり空へ見送った、あの夏」だと言っています。
今まで散々愛を歌ってきたCAが「そんなものじゃない」と言わしめる程の「愛」がそこにあるのかと。
色んな意味での「愛」がそこにあるなぁと感じた曲でした。